2025年5月1日、俳優・黒田大輔さんとの結婚を発表したダンサーの菅原小春さん。
芸術性と表現力で多くのファンを魅了する彼女ですが、かつてもう一人の“芸術肌”俳優、三浦春馬さんと交際していたことをご存じでしょうか?
今改めて注目を集めるその恋の記憶──。
本記事では、菅原さんと三浦さんがどのように出会い、どんな時間を過ごし、なぜ別れることになったのか。そして、今の彼女にどうつながっているのかを振り返ります。
菅原小春と三浦春馬の出会い

2人が出会ったきっかけは、三浦春馬さんが三浦大知さんの楽曲『Unlock』のMVで菅原さんのダンスに感銘を受けたことだと言われています。
菅原さんは、このMVでの圧倒的な表現力が高く評価され、一躍注目の存在となりました。
その後、知人の紹介を通じて二人は急接近し、2016年ごろから交際がスタート。

また、2016年8月にはJ-WAVEのラジオ番組『TDK SUGAR WATER』で、パーソナリティを務めていた菅原さんの番組に三浦春馬さんがゲスト出演し、ダンスの話などで盛り上がったことも確認されています。

交際開始直前の共演番組だったようです。
公開恋愛と注目されたラブラブぶり

ペアルック写真や観戦デートも話題となった二人の交際。
交際中、菅原さんの友人のInstagramにペアルック写真が投稿され話題となったり、後楽園ホールでキックボクシングを観戦する姿をキャッチされたり、交際を隠すことなく、自然体で接する様子が見受けられました。
共に身体表現を極めたアーティスト同士として、芸術的な感性で共鳴し合っていた二人の関係は、周囲からも注目されていたようです。
突然の破局とその理由

2017年11月に破局が報道されましたが、菅原さんは交際について明確なコメントを控えていました。
熱愛報道から約8ヶ月後、『週刊女性』の取材に応じた三浦春馬さんの知人は次のように明かしています。
「春馬さんは、春ごろから周囲に“もうついていけない、限界。別れたい……”と漏らしていました。その後、イギリス留学で3ヶ月ほど日本を離れていましたが、帰国した夏頃に破局したみたいですね」
この知人によれば、破局の背景には菅原さんの“強烈なキャラクター”があり、当初はその個性に惹かれていたものの、交際を続けるうちに三浦さんが精神的に疲れてしまったようだと伝えられています。
それぞれの道へ──菅原小春の再出発
その後、三浦春馬さんは2020年に急逝し、世間に大きな衝撃を与えました。
その死は今なお多くの人々の記憶に刻まれており、SNSや週刊誌などでは様々な憶測や議論が続いています。
菅原さんはその後もダンスと女優業を両立し、NHK大河ドラマ『いだてん』、朝ドラ『おかえりモネ』、フジテレビ『パリピ孔明』などでの演技も高く評価されていきました。

そして2025年、黒田大輔さんとの結婚を発表。
そのきっかけとしては、2021年に上演予定だった舞台の稽古での共演があり、ここから交際に発展したとされています。
その後も、菅原さんが監督・総合演出を務めたバンド「チーナ」の楽曲『てを』のミュージックビデオに黒田さんが主演で出演したことを確認。この共演は、二人の関係を深めるきっかけの一つと考えられます。
“愛もまた表現”という人生哲学

三浦春馬さんとの交際は、決して“有名俳優との熱愛”という単純な話題ではなく、表現者同士が惹かれ合った純粋な時間だったように思えます。
身体表現に人生を懸ける彼女が、恋を通じて“人間の深さ”に触れた経験は、今の女優・菅原小春の演技にも確実に息づいているのではないでしょうか。
今回の結婚発表で語られた「当たり前のことを深く愛していけたら」という言葉は、彼女が三浦春馬さんと過ごした“非日常”と、今ようやくたどり着いた“日常”の対比として、非常に象徴的です。
表現者としても、一人の女性としても、菅原小春さんの歩みはこれからも注目に値します。
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