都市伝説「きさらぎ駅」を題材にした話題のホラー映画『きさらぎ駅 Re:』。
主演の本田望結さんをはじめとするキャスト陣が、現実と異界が交錯する不思議な世界を描きます。
本作は全国各地のさまざまなロケーションで撮影が行われ、物語の不気味さを引き立てる印象的な風景が随所に登場。
この記事では、公式情報やメディアの取材をもとに、実際に撮影が行われたロケ地・撮影場所を詳しくご紹介します。
新浜松駅(遠州鉄道)

2番ホームなどでロケ撮影されたとのことです。
本作の元ネタである都市伝説「きさらぎ駅」は、遠州鉄道「さぎの宮駅」がモチーフになっているとされていて、前作同様に実際に同じ遠州鉄道での撮影が行わています。
アクセス
JR浜松駅から徒歩で乗り換え可能
JR東海道本線・東海道新幹線の浜松駅北口を出た後、遠鉄百貨店の方向へ直進し、徒歩約3~5分で新浜松駅に到着します 。
周辺交通との連携
新浜松駅はバスターミナルとも直結しており、市内各方面へのバス乗り換えにも便利です 。
車での来訪
駅周辺には遠鉄百貨店の駐車場がありますが、駅自体には専用駐車場はありません 。
都市伝説の舞台となっている静岡県浜松市には、他にも本作のロケ地があります。
カフェテラス サイモン(喫茶店)
たこりき屋 浜松駅前店(飲食店)
遠州男唄 濱松たんと(居酒屋)
静岡県立観音山少年自然の家(自然体験施設)
浜松・浜名湖ツーリズムビューロー(観光施設)
遠州鉄道 さぎの宮駅付近

都市伝説「きさらぎ駅」のモデル駅
物語の元となった都市伝説「きさらぎ駅」のモデルとされる場所として、多くのファンの間で知られているのが、遠州鉄道のさぎの宮駅周辺です。
静かな住宅街に佇むこの駅は、インターネット掲示板で語られた不思議な体験談との共通点も多く、聖地巡礼のように訪れる人が後を絶ちません。
映画の世界観に思いを馳せながら歩くことができるスポットとして、今も根強い人気を集めています。
アクセス
住所
静岡県浜松市中央区大瀬町417−2
電車で
- 新浜松駅から遠州鉄道「鉄道線」へ乗車
新浜松駅から約6.6 km、所要時間は約14分。日中は平均12分間隔で運行されています 。 - 到着
駅は地上1面2線の島式ホーム、駅舎は地下通路経由で連絡しています 。
バス・徒歩で
- 駅西側にはタクシー乗り場と送迎用スペースあり 。
- 周辺には「さぎの宮団地」などの住宅地があり、徒歩圏にバス停も点在しています。
車・自転車で
- 駅西側・東側に駐輪場があり、自転車利用に便利。
- 駐車場はプライベートな月極駐車場があり、公共の駅前駐車場はありません 。
八木沢駅(上田電鉄別所線)

長野県上田市では、自然豊かな「八木沢」エリアや「東山遊歩道(下之郷エリア)」でもロケが行われました。
静かな山間に広がる八木沢周辺は、物語の不思議な雰囲気にぴったりのロケーションとなっています。東山遊歩道は森林に囲まれた散策路で、幻想的なシーンの撮影に活用されました。
映画の独特な世界観を形作る重要な撮影地のひとつです。
アクセス
電車
- JR北陸新幹線・しなの鉄道「上田駅」で上田電鉄別所線に乗り換え、普通列車で約30 分(片道運賃270円)。
- 終点「別所温泉」の一駅手前です。
車
- 上信越自動車道 上田菅平IC から国道143号・県道65号経由で約25 分(約15 km)。
駐車場
- 駅前に専用駐車場はありません。
- 車の場合は、約1.6 km離れた「別所温泉観光協会第一・第二駐車場」などを利用すると便利です。
東山遊歩道(下之郷エリア)
東山遊歩道は、物語が異世界に移った直後、明日香(本田望結)たちが「きさらぎ駅」奥の森へ足を踏み入れる 導入パート や、終盤で光の扉へ向かう前に “静寂と不安” を高める 森のさまよいシーン の撮影に使われました。
薄暗い木道や急階段を利用し、カメラを低位置に構えて木々の圧迫感を強調。
作品全体の世界観を下支えする“迷いの森”として機能しています。
碓氷峠廃線フォーク(旧信越本線廃線跡)

群馬県安中市にある旧信越本線廃線跡では、本作の線路が舞台となっている様々なシーンが撮影されました。
熊ノ平信号場周辺

予告編に登場する“なぜか親切なおじさんに殴りかかるシーン”もここで撮影されています。
前作でも登場した場所です。

劇中に登場する「伊佐貫トンネル」のロケ地となったのも、この辺りにあるトンネルとのこと。
訪れたファンによるSNS投稿でも確認できます。

その他のロケ地
本作では全国各地でロケが行われており、具体的なシーンの位置づけは公開後に順次判明すると見込まれます。
ここでは主要ロケ以外に判明している「その他のロケ地」をまとめてご紹介します。
千葉県多古町
北総の田園風景が広がる多古町では、昔ながらの商店街や里山の風景が撮影に使用されました。
広大な水田と素朴な集落の景観は、物語が現実世界と異界を行き来する際の“つなぎ”となる場面で活かされる可能性があります。
東京都江戸川区・花珠の家えどがわ
江戸川区松島に位置する介護付き有料老人ホーム「花珠の家えどがわ」もロケ地の一つです。
白を基調とした落ち着いた外観と広い共用スペースが特徴で、登場人物が取材や面会に訪れる生活の場面として登場することが予想されます。

今回のロケ地は、映画の世界観を支えるだけでなく、もともと都市伝説「きさらぎ駅」の舞台として語られてきた実在の場所でもあります。
現地に足を運ぶと、スクリーンで見た不思議な空気感と、ネット掲示板で広まった怪談の両方を体感できるはずです。
映画をきっかけに「きさらぎ駅」伝説の真偽に思いを巡らせながら、ぜひ聖地巡礼を楽しんでみてください。
コメント