最近話題になっているのが、お笑いコンビ「しずる」のメンバーたちによる“改名”の動き。
ツッコミ担当の池田一真さんは、これまで「KAƵMA（カズマ）」という名前で活動しており、その芸名に込められた意味や背景に注目が集まっています。
さらに、相方の村上純さんも同時に改名しており、コンビとしての変遷に興味を持つファンも少なくありません。
本記事では、しずるの改名にまつわるエピソードを中心に、KAƵMAさん（池田一真さん）のプロフィールやこれまでの経歴、コンビ結成のきっかけ、そしてブレイクを果たした裏話まで幅広くご紹介。
しずるの“今”を知りたい方、そして改名の理由が気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。
池田一真（KAƵMA）のプロフィール
まずは、池田一真さん（KAƵMAさん）の基本的なプロフィールを見ていきましょう。
本名: 池田 一真（いけだ かずま）
芸名: KAƵMA（かずま）
生年月日: 1984年1月17日（41歳、2025年4月時点）
出身地: 埼玉県入間市（本籍地は愛知県）
身長/体重: 172cm / 58kg
血液型: A型
学歴: 入間市立高倉小学校、入間市立黒須中学校、埼玉県立所沢西高等学校卒業
所属事務所: 吉本興業（東京本部）
趣味: 映画鑑賞、漫画、ゲーム
特技: 口だけで缶コーヒーを開けて飲むこと、どんな距離でも歩けること
池田さんは、東京NSC（吉本総合芸能学院）9期生として、ハリセンボンさん、ライスさん、えんにちさんなどと同期です。
お笑いを志したきっかけは、かつて外国人観光客に顔で笑われた経験だったというエピソードがあります。
NSCでは様々なコンビを経験した後、現在の相方である村上純さんと「しずる」を結成しました。
2022年には芸名を「KAƵMA」に改名。特徴的な「Ƶ」の字は、入力の難しさから「KAZMA」と表記されることも多いようです。
当時は、改名した理由を自分でも上手く説明できず、いまだに自分でも慣れていないとも語っていたようです。
そして、2025年4月13日に再び、池田一真に改名して、本名に戻すことにしました。
相方・村上純さんの改名について
池田さんの相方である村上純さんも、この度、2025年4月13日に芸名を「純（じゅん）」に改名することを発表されました。
ご本人のコメントによると、「小中高大と友達や先生から“純”と呼ばれてきた人生だったなと思い、改めて本来の自分に原点回帰しこの名前で活動していこうと決めました」とのことです。
今後は、「純」として、より一層の活躍が期待されます。
しずるについて
次に、池田さんが所属するお笑いコンビ「しずる」について詳しく見ていきましょう。
結成: 2003年10月（一時解散後、2004年に再結成）
メンバー:
- KAƵMA（池田一真）: ツッコミ担当、立ち位置は向かって左。
- 純（旧芸名: 村上純）: ボケ担当、立ち位置は向かって右。1981年1月14日生まれ、東京都足立区出身。
芸風: しずるのコントは、主に「青春コント」と呼ばれ、学生時代や日常の些細な出来事をリアルに切り取った内容が特徴です。独特のテンポと二人の絶妙な掛け合いが、特に若者からの支持を集めています。
所属: 吉本興業（東京吉本）
主な経歴と出演
しずるは、数々のテレビ番組やラジオ、舞台で活躍しています。
テレビ:
- 「爆笑レッドシアター」（フジテレビ、2009年）: この番組でしずるは大きなブレイクを果たしました。
- 「LIFE!〜人生に捧げるコント〜」（NHK、2012年〜2014年、レギュラー）: NHKの人気コント番組にもレギュラー出演していました。
- 「アメトーーク!『しずる池田大好き芸人』」（テレビ朝日、2022年3月）: 池田さんの人となりや魅力が芸人仲間によって語られる企画が放送されました。
- 「ラヴィット!」（TBS、2022年6月〜、不定期出演）: バラエティ番組にも出演し、存在感を発揮しています。
ラジオ:
- 「しずる池田とフルーツポンチ村上のアーバンブルーラジオ」（YouTube、2020年9月〜）: 同期であるフルーツポンチの村上健志さんと共にYouTubeラジオを配信しています。
- 「不良ラジオ」（池田がプライベートで配信、2019年9月〜）: 池田さんが個人的に配信しているラジオもファンに親しまれています。
その他:
- 「キングオブコント」: 2008年、2010年、2011年に決勝に進出するなど、実力も兼ね備えています。
- 著書: 「スクールデイズ」「休み時間 a Break」（いずれもヨシモトブックス、共著）といった書籍も出版しています。
- 東京シュール5: カリカ、犬の心、POISON GIRL BAND、ライスと共に「東京シュール5」というユニットを組み、活動していました。
「KAƵMA」から「池田一真」へ――“原点回帰”
しずる2人の改名の理由とはいったい何でしょうか？
お笑いコンビ「しずる」のツッコミ担当・池田一真さんは、かつて芸名を「KAƵMA（カズマ）」と名乗っていた時期がありました。
この個性的な表記は、視覚的なインパクトや話題性を狙ったユニークなもので、SNSやメディアでも注目を集めていました。
しかし、2025年4月13日になって池田さんは再び本名の「池田一真」へと戻す決断を下します。
これに関して本人が発信した明確な言葉は多くありませんが、唯一示された理由が「原点回帰」という表現でした。
この「原点回帰」という言葉には、芸人としての原点、そして「しずる」というコンビとしての軌跡を大切にしたいという強い思いが込められていると考えられます。
あえて奇抜さのある芸名を手放し、本名に戻すことで、“ありのままの自分”で勝負したいという覚悟が感じられます。
また、この流れはコンビとしての方向性とも一致しています。相方である村上純さんも、同時に芸名を「純」へと変更しているからです。シンプルな名前にすることで“個”を際立たせ、芸人としての軸を見直す意図があったのかもしれません。
コンビとしてそれぞれ改名という節目を経た2人ですが、その本質は変わらず、しずるとしての独特な世界観やコントの魅力は健在です。
むしろ、改名によって“自分たちらしさ”を再確認し、より芯の通った表現に向かっている印象すらあります。
池田一真さんと純さんの改名は、話題づくり以上に、芸人としての“自分自身への問い直し”でもあったのかもしれません。
しずるの過去のエピソード
しずるは、順風満帆な道のりだけではありませんでした。過去には謹慎処分を受けるという経験もしています。
謹慎処分
- しずるは過去に2度、計6か月の謹慎処分を受けています。
- 2006年: 教養バラエティ番組のリハーサルでの不適切な行動が原因で、最初の謹慎処分を受けました。この出来事は、2021年1月に放送された「しくじり先生」で池田さん自身が初告白しています。この経験から、「不祥事の際は嘘をつかない」「叱ってくれる人に感謝する」という教訓を得たそうです。
- 2008年: 詳細な理由は公表されていませんが、2度目の謹慎処分を受けています。
- これらの経験を乗り越え、現在の活躍に繋げていることは、彼らの強さを示していると言えるでしょう。
元相方：ゴールデンボンバー 鬼龍院翔との関係
池田さんは、しずるを結成する前に、人気ロックバンド「ゴールデンボンバー」の鬼龍院翔さんと「チョコサラミ」というコンビを組んでいた過去があります。
鬼龍院さんはその後音楽の道で大成功を収めましたが、池田さんとのコント経験が、彼のエンターテイメント活動に影響を与えたとも言われています。
吉本騒動での話題
2019年の吉本興業の闇営業問題の際、池田さんは報道陣の取材に対し、一切言葉を発しないという対応を取り、その様子が「お口あんぐりインタビュー」として話題になりました。
この騒動を機にTwitter（現X）を開始し、芸人仲間から多くのツッコミを受けたことも、印象的なエピソードです。
池田一真（KAƵMA）のプライベート
続いて、池田さんのプライベートな一面を見ていきましょう。
結婚と子供
池田さんは、2018年10月に一般女性と結婚しました。
この結婚報告は、ファミリーマートの店内放送「ファミよし『笑顔の宅配便』」で初公開され、大きな話題となりました。
12年間交際した彼女とのゴールインで、過去には「結婚するする詐欺」と言われていたこともあったそうです。
その後、2020年2月上旬に第一子となる女児が誕生。
この発表は、自身が運営する「不良ラジオ」で行われ、異例の形が注目を集めました。
さらに、2023年10月には第二子も誕生しています。第二子の発表は、山形県で行われたイベントのステージ上で行うという、これまたユニークな方法でした。
夫婦仲
奥様との仲睦まじいエピソードも知られています。
特に、ゲーム「オーバークック2」を通じて頻繁にキスをするという話は、ファンに広く知られています。
その他の特徴
- メガネ: 視力が低い際にメガネを着用しており、奥様手製のメガネチェーンを愛用しています。その理由を「面白いから」と語るなど、ユーモアのセンスが光ります。
- YouTube: 複数の別名義でYouTubeチャンネルを運営していることを明かしており、多才な一面を見せています。
- 人柄: 芸人仲間からは「芸人が集まると話題になる芸人」と言われるほど、独特の存在感があるようです。女優の広瀬すずさんも、番組で池田さんの独特なキャラクターに翻弄されたことが話題になりました。
まとめ
池田一真さん（KAƵMAさん）は、しずるのツッコミとして、青春コントという独自のスタイルを確立し、多くの人々に笑いを届けてきました。
テレビやラジオでの活躍はもちろん、過去の経験やプライベートでのユニークなエピソードも、彼の魅力的な個性を形作っています。
そして、相方の純さんとの新たなスタートを切ったしずるの今後の活躍から、ますます目が離せません。
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