PR

鈴木亮平&有村架純W主演!映画『花まんま』のロケ地はどこ?キャスト、見どころもご紹介

記事内に広告が含まれています。

2025年4月25日公開の映画『花まんま』は、朱川湊人氏の直木賞受賞短編を17年越しに映像化した人情ファンタジー。

昭和の大阪下町を舞台に、兄妹の絆と“前世の記憶”をめぐる少し不思議な物語を、鈴木亮平&有村架純がダブル主演で紡ぎます。

本記事では、キャスト・スタッフ情報からロケ地、さらに作品の見どころまでをまとめてご紹介します。

スポンサーリンク

映画『花まんま』の作品概要

作品名花まんま
公開日2025年4月25日(金)
上映時間118分
監督前田 哲
脚本北 敬太
原作朱川湊人『花まんま』(文春文庫)
配給東映
イメージソングAI「my wish」(2025/4/16 配信開始)
スポンサーリンク

原作について

朱川湊人の短編集『花まんま』(文春文庫収録)の表題作を映画化。

昭和30~40年代の大阪下町を舞台に、幼い兄妹が体験する“ちょっと怖くて不思議”な出来事を通じて家族の絆を描く感動譚で、2005年に直木賞を受賞した名作です。

スポンサーリンク

主要キャスト一覧

役名俳優補足
加藤俊樹鈴木亮平妹を守り続けてきた熱血漢の兄
加藤フミ子有村架純不思議な“前世の記憶”を抱える妹
中沢太郎鈴鹿央士動物行動学者・フミ子の婚約者
三好駒子ファーストサマーウイカ俊樹の幼なじみ・お好み焼き屋の看板娘
繁田仁酒向 芳フミ子の秘密に関わる一家の父
繁田宏一六角精児 〃 長男
繁田房枝キムラ緑子 〃 長女
三好貞夫オール阪神お好み焼き「みよし」の大将
山田社長オール巨人俊樹が勤める町工場の社長

※子ども時代を演じる田村塁希・小野美音ら若手キャストにも注目。

スポンサーリンク

映画『花まんま』のロケ地&巡礼ガイド

劇中で印象的に使われた主なロケーションと、巡礼時に役立つヒントをまとめました。

関西ロケの中心は東大阪

市や商店街が協力し、公開記念スタンプラリーも実施されています。

映画『花まんま』のつつじのシーンのロケ地などが気になる人はぜひ最後までチェックしてください。

鶴峯公園

3万株のツツジが咲く名所。
兄妹が幼少期の思い出を語る回想シーンを撮影。
予告編の動画の最後にも登場しています。

例年5月上旬~中旬がツツジの見頃。
映画の公開直後がベストシーズン。

岡谷駅からバス9分。
「つつじ祭り」期間は臨時便あり。

近江鉄道 日野駅

劇中では、“彦根花室駅”として登場。
フミ子が立ち尽くす印象的なカットに使用されました。

JR彦根駅→近江鉄道28分。
1デイスマイルチケット(900円)で途中下車可で巡礼におすすめ。
駅舎の木造外観は昭和レトロ映え。

ブランドーリ 布施商店街

主人公兄妹が暮らす大阪下町のメインセット。
夜のアーケードを撮影した場所です。

近鉄布施駅下車すぐ。
公開記念スタンプラリー実施中(東大阪ツーリズム協力)。
お好み焼き店「みよし」のモデルは二番街南側に実在。

お好み焼き屋 ひょうたん

劇中のお好み焼き店「みよし」のモデル。

駒子(ファーストサマーウイカ)が働く店内&外観シーンを撮影。

恩智川沿い

川沿いの兄妹の語らいのシーンが撮影されました。

東大阪市役所 22階展望ロビー

映画で実際に使われた街並の俯瞰カット

スポンサーリンク

映画『花まんま』の見どころ

“17年越し”の映画化秘話

かつて 2008 年に立ち上がった企画は、リーマン・ショックによる製作費凍結で白紙化。

それでも前田哲監督はロケハン写真やイメージボードを温存し、脚本協力の北敬太と共に定期的にブラッシュアップを続けていました。

2023 年、配給の東映が『銀河鉄道の父』で生まれたレトロ路線の手応えから本企画を再評価。

社会情勢の変化で“家族の原点を見直す物語”がむしろ今こそ必要と判断し、17 年越しの実現に至りました。

本作は、クリエイターが諦めずに物語を守り続けた軌跡そのものがドラマになっています。

鈴木亮平×有村架純――W主演の化学反応

鈴木亮平さんは『孤狼の血 LEVEL2』で見せた獣性を封印し、妹を包み込む温かいまなざしと職人気質の朴訥ぼくとつさを両立。

一方、有村架純さんは『前科者』で培った繊細な内面表現を武器に、“前世の記憶”というファンタジック要素をリアリティに変換します。

撮影前には 1 か月間、二人で昭和の下町を歩きながら即興芝居を重ね、兄妹としての呼吸を共有。

その成果が、「言葉より肩越しの視線で通じ合う」ような生っぽい家族感に結実しています。

昭和レトロ×ファンタジーが織り成す映像美

美術チームは東大阪の空き家を 6 か月かけて“昭和 38 年”へタイムスリップさせ、ロケ映像に溶け込むよう CG を最小限にとどめました。

フィルムライクな質感を求め、Arri Alexa 35 で撮影したデータに粒子とハレーションを加える独自 LUT を適用。

満開のツツジが広がる鶴峯公園の群青と朱、ネオンが滲む布施商店街の夜景が、現実と異界の境界を曖昧にし、作品全体をノスタルジックな“現代昔話”に仕立てています。

AI が歌うイメージソング「my wish」

教会オルガンと 30 人編成のゴスペル・クワイアが力強いコードを敷き、その上で AI のソウルフルな歌声が「たとえ叶わなくても祈り続ける」というフレーズを繰り返します。

終盤、兄妹が交わすある“約束”と重なるようにサビが静かにリプライズし、観客に「願いを抱き続ける勇気」を残してエンドロールへ。

監督は「歌が終わるまで席を立たず、物語の余韻を胸にしまってほしい」とコメントしています。

AI が書き下ろした希望のバラード「my wish」。
4月16日から各種サブスクで配信中。

MV では LA 出身の壁画アーティスト、ロバート・バルガスが東京の壁面に AI の巨大ウォールアートを描く様子が映され、楽曲と映画のテーマ“祈り”を視覚化しています。

AI コメント
「叶わないとわかっていても祈り続ける気持ちを歌いました。“願いはいつか叶う”というサビが、映画で描かれる兄妹や家族の想いと重なれば嬉しいです」

スポンサーリンク

まとめ

映画『花まんま』は、昭和の面影を色濃く残す町並みと、家族の記憶をめぐる温かなドラマが交差する注目作。
また、朱川湊人の心温まる短編を17年越しで映画化した“関西オールロケ”作品です。

鈴木亮平×有村架純のリアルな兄妹芝居と、ツツジ咲く信州から下町・大阪へと続く多彩なロケーションが、〈家族〉と〈記憶〉をめぐる物語をより立体的に見せてくれます。

公開後は紹介したロケ地を巡りながら、スクリーンの余韻を味わってみてはいかがでしょうか。

ロケ地巡礼で実際の風景を辿れば、スクリーンの余韻がさらに色鮮やかに蘇るはずです。

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました