2025年6月27日に公開された映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』は、冤罪によって人生を狂わされた教師の苦悩と再生を描いた、綾野剛主演のヒューマンサスペンス。
実在の裁判をもとにした緊迫感あふれるストーリー展開はもちろん、群馬県内を中心に撮影された印象的なロケ地の数々も注目を集めています。
この記事では、物語の重要なシーンが撮影されたスポットを、実際に訪れることができるロケ地としてご紹介。
各地のアクセス情報や建物の特徴もあわせてまとめているので、映画の世界観をより深く味わいたい方や、ロケ地巡りを楽しみたい方はぜひ参考にしてみてください。
群馬県立がんセンター(太田市)

群馬県太田市高林西町にある群馬県立がんセンターは、劇中で病院シーンに使われたロケ地です。
県内がん拠点病院で、大規模なモダンな建物が特徴となっています。

広い院内では廊下やナースステーション、病室など各所で撮影が行われたと情報がありました。
たとえば、主人公がPTSD診断を受けるシーンなど、医療施設でのシーンがこの施設で撮影されたと考えられます。
アクセス
- 住所: 群馬県太田市高林西町617-1
- 最寄り駅: 東武伊勢崎線「太田駅」
- バス: 「太田駅」から「シティーライナーおおた」(大泉・尾島線)に乗り約30分、「県立がんセンター」停留所下車
- 施設概要: がん診療専門の公立病院。院内は新しい医療施設らしく明るい吹き抜けとモダンな造りで、ナースステーションや病室、外来ホールなどが撮影に使用できる構造です。
鎌倉街道記念碑周辺(高崎市)

映画の非常に重要なシーンは、群馬県高崎市新後閑町にある鎌倉街道記念碑周辺で撮影されました。
劇中の予告編にも、綾野剛さん演じる教師が生徒を脅すような緊迫したシーンが登場しますが、これはまさにこの場所での撮影です。
記念碑は国道17号(城南大橋下)に面した小さな公園に立っており、近くには青い歩道橋や赤いブランコが見られます。
予告映像でも網の柵越しに赤いブランコと青い歩道橋の階段が映っており、これが撮影場所の目印となっています。
アクセス
- 住所: 〒370-0845 群馬県高崎市新後閑町(城南地区)
- アクセス: JR上越線・両毛線「高崎駅」から徒歩約20分(車では約5分)。
高崎駅西口バスターミナルからは市内バスも利用可。 - 施設概要: 交通量の多い県道沿いの緑地に立つ歴史碑。
周囲は城南小学校の近くで、城南大橋(国道17号)と上信電鉄に囲まれた場所。
青い大きな歩道橋がすぐ近くにあり、目印になります。
群馬パース大学(高崎市)

群馬県高崎市問屋町の群馬パース大学(医療系私立大学)は、高崎市内の学校シーンのロケ地に使われました。
予告編には、児童がビルの屋上に立つ場面(0:22あたり)がありますが、あのビルが群馬パース大学の建物です。
キャンパス内には外観が近代的な高層棟(4号館)や1号館などが並んでおり、屋上シーンはその高層棟で撮影されました。
大学なので講義室や廊下を学校の教室に見立てた撮影も可能で、内部の授業シーンもここで撮影されたとみられます。

アクセス
- 住所: 群馬県高崎市問屋町1丁目7-1
- 最寄り駅: JR上越線・両毛線「高崎問屋町駅」(問屋口)下車、徒歩約8分
- 施設概要: 医療専門職を養成する大学キャンパス。1号館や4号館などがあり、4号館の外観はガラス張りで高層です(写真は1号館付近から撮影)。校舎内部は看護学部・医療技術学部などの設備が整っており、教室シーンの撮影に利用されました。
各ロケ地はそれぞれ特徴的な外観を持つので、訪れる際は現地の建物や記念碑を目印にするとよいでしょう。
アクセス情報は上記の通りです。
ロケ地巡礼の際は、近隣住民の迷惑にならないようマナーを守りましょう。
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